« 私のヴィオラ遍歴(其の参) | トップページ | 私のヴィオラ遍歴(其の伍) »

私のヴィオラ遍歴(其の四)

このヘンタイびよらシリーズも、ごく一部の(笑)皆さまに後押しされて、早くも連載第四回です。一体いつになったら終わるのか・・・先が見えなくなってきました(^^;

私を襲った激動の嵐とは・・・

冬の定演が終わったら、ヴィオラパートが私ひとりになってしまったこと!!

私が入部した時点では、4年生の先輩と2年生の先輩がいました。3年生はいなかったけれど、すぐ上の先輩がいると安心していたところ、その2年生が突然退部してしまったのです。どこでもそうだと思いますが、3年生が執行学年で、よほどの経験者でもない限りは3年生になってからパートリーダーを務めます。

私も1年生の秋頃にやっとレッスンに付き始めてはいましたが、技はノンビブラート、ファーストポジションのみ。それが、いきなりパートリーダー、いきなりトップ〜!? しかも、4年生の先輩は就職などで忙しく、年が明けてからは殆ど出て来られない。当然、春合宿も孤立無援で臨まなければなりません。

幸か不幸か、次の定演のプログラムは、モーツァルトの《プラハ》とハイドンの99番(序曲は失念)。基礎力を付けるには良い曲ですが、やはり表現が難しい。ハイドンもモーツァルトも、ピアノで「単に弾けるだけじゃ曲にならない、サマにならない」ことを痛感させられてきた作曲家だけに、かなり緊張しました。

しかし、ここからはさすがのノグチも、馬車馬のように猛進しました。レッスンにも真面目に通い、朝イチで学校に行くと、まず部室に行って練習。語学や必修科目のみ毎回出て、あとの講義は迷子にならない(=単位を落とさない)程度に出席、授業の合間にも部室で練習、放課後ももちろん練習練習。晩ご飯を部室に残っている仲間で食べに行って解散。そんな日々を送るようになりました。良い子の皆さんは真似をしないように。

「やっぱり、ポジションはサードくらいは使えないとねー」
「やっぱり、そこはビブラートが欲しいよねー」

というお上wの要求にも応えるべく、レッスンの先生には内緒で(まだ早いと、許してもらえなかったので)練習して「もどき」は何とかできるようになり、本番もOBやOGのご助力で乗り切りました。

そして2年生冬の定演はベートーヴェンの大曲《エロイカ》。これはもう、夏休み返上で毎日部室に通いつめて練習に練習を重ねました。自分を鼓舞するためにも、閑古鳥の鳴いていたヴィオラパートを「突撃びおら隊」と名付け、1年生二人を率いてがむしゃらにやっていました。お陰さまで、このエロイカが本番を迎える頃には、他のパートの先輩方からも「春は危なっかしくてハラハラしたけど、もう大丈夫、って感じね。安心して見ていられる」と言葉を掛けていただき、涙が出るほど嬉しかったです。

そして、いよいよ執行学年の3年生。私たちの学年が団を引っ張って行かねばなりません。その時に入ってきたのが、JK。いえ、ヴィオラではなく、ヴァイオリンに経験者として入ってきたのですが・・・。その時ヴィオラ希望者がまだいなかったので、「お前、ヴィオラやらねぇ?」と同期の奴が言ったところ、当時かなーりとんがっていたJKはこう言い放ったのです。

「ヴィオラですか・・・あんなもん、自分はやりませんよ」

と。

ふーんだ、そんなこと言うヤツはこっちから願い下げだー!と思ったのでしたが、そのJKこそ、後にいろいろあって、もはやこれまでかと、ヴィオラを弾くことを諦めかけた私に、再び楽器を手に取らせることとなるキーパーソンたる人物なのだとは、その時には思いもよらなかったのでした。(続く!ww)

(2014/02/24)

|

« 私のヴィオラ遍歴(其の参) | トップページ | 私のヴィオラ遍歴(其の伍) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512718/59191884

この記事へのトラックバック一覧です: 私のヴィオラ遍歴(其の四):

« 私のヴィオラ遍歴(其の参) | トップページ | 私のヴィオラ遍歴(其の伍) »