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2014年4月

芸術強化月間

新年度は誰でもバタバタしますよね。私も御多分に漏れずそうでした(^_^;)。オペラや演奏会、舞台にも毎週通っていて、書き留めなきゃと思いつつ、気がついたらもう4月も終わろうとしている・・・。ので、もう詳細は諦めて、美貌的もとい備忘的記録を。


まず、4月13日は新国立劇場でベルクの《ヴォツェック》を観ました。





クリーゲンブルクの演出は、「観る」立場からすれば、作品解釈と問題提起の点で非常に興味深いものでした。ヴォツェックの家の壁にかかっているのはてっきり磔刑像なのかと思っていたら、あれは子宮なのだそうです。そう言われてみれば、十字架はなかったのでした。スタッフから伺って判ったことでしたが、これには出演者も気付いていなかったようで、となるとますます、各人に潜む原罪の象徴という根深いテーマを表しているようでもあり、そういう細部への拘りは個人的にマルです。しかしながら、作品解釈を可視化するだけが演出の役割ではないということが、どうも忘れられかけている昨今。ことオペラに関しては、何よりもまず作品を表現しているのは音楽であり、歌手である、ということをないがしろにしないで欲しいなあというのが正直なところです。


4月19日はトッパンホールで平野玲音ちゃんのチェロリサイタルでした。





Reine pur と題されたシリーズで、第7回の今回のテーマは「歌」。メゾソプラノの菅野祥子さんとのコラボでした。チェロとピアノのデュオと、歌とチェロとピアノのトリオとが交互に組まれていて聴き応えがありました。毎回、玲音ちゃん自身が意欲的にプログラムを構成していて、聴く度に深まる、チェロの音色と「玲音ちゃん・ヲタク疑惑」。次回のテーマは「二重帝国の時代」。楽しみです!


4月25日、王子ホールでタベア・ツィンマーマンのヴィオラリサイタル。





今回はレーガー、バッハ、ヒンデミットの、いずれも無伴奏曲ばかり。タベア様のヴィオラの音色を心ゆくまで堪能しました。このラインナップだと、どうしてもレーガーとヒンデミットに期待の比重がかかってしまうのが人情というものでしょうが、バッハが凄かった! バッハは無伴奏ヴァイオリンソナタとチェロ組から一曲ずつ演奏されたのですが、それぞれにヴァイオリン曲でありチェロ組曲であることが損なわれていないのに感動しました。それでも、音色はあくまでヴィオラ。これって、もの凄いことだと思います。そしてやはり、ヒンデミットは圧巻でした! アンコールのヴュータンのカプリッチョ、美しい。ホフマンスタールのテクストに合いそうだと思いました。


4月27日。静岡芸術劇場で《ファウスト》。オペラではなく、ゲーテの戯曲です。





演出家シュテーマンは、登場人物を分裂症的に表現していました。メフィストは悪魔なのではなく、ファウストの内に在る悪魔性なのである。人間という存在には相容れない多面性が共存する、という解釈は《ファウスト》という作品においては当然なされて然るべきものではあります。役者が入れ替わりながらそれぞれが何役も演じる一人芝居、という趣向はそのことをあからさまに見せつけることに成功していたと思います。シュテーマンの才能は疑いようもないですし、この演出を否定するつもりは毛頭ありません。ただ、これは「現代に潜む病巣」という点に絞った場合に絶大な効力を発揮するのでしょう。ゲーテの戯曲作品そのものは、もう少しタフな性質があるとも改めて思いました。つまり、もっと直球勝負の正統的な演出だと、更に違う新しい側面がむしろ出る可能性もある、ということです。そういうことに気づかせるのも、あるいは演出の意図なのかもしれませんね。ちょっと感ばしったヒステリックな表現は個人的には正直苦手な部類で衝撃的でしたが、舞台としては完成度の非常に高いものだったと感じました。

かように、息をつくいとまもなく濃密な一ヶ月を過ごしております。
(2014/04/28)

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再会の春





今日は快獣の入学式でした。卒業式では涙腺決壊で大変でしたが、今日はビクともせず(笑)。ただ、学ラン姿の快獣はやはり眩しかったです(#^.^#)。

そして嬉しかったのが、卒業した小学校の友達はもちろん、小学校では別々になってしまった幼稚園時代の友人たちと再会したことです。三学年で千人弱のマンモス校ではありますが、それだけ仲間も多いということ。ノグチも歩けば友に当たる、という感じで心強い限りです。

お調子に乗って(?)PTA役員にも立候補したのですが、役員会が開かれる曜日がどうにも合わず、あえなく除外対象に(^_^;)。中学校では図書ボランティアはないので、できれば学校と関わりを持ちたかったのですが・・・残念。

きっと、あっという間の三年間。充実した学校生活となりますように。
(2014/04/08)

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春爛漫





この週末、花見客でごった返す上野にて、中学高校時代の同期会がありました。3年くらい前にもあったのですが、今回はその時に来なかった人も沢山いて、卒業以来という人もいました。

一人ずつ簡単に自己紹介をしました。この歳になると、けっこう波乱万丈な人生を送っている人も少なくなく(笑)、結婚して離婚して再婚して、、という人あり、苗字も職場も変わらず、、という人あり、「独身で二人暮らしですが、同居人は妹です」という人あり。実にユニークな面々です(^-^)。

この学年は薬剤師になった人が多く、結婚・出産で一旦離職したものの、子どもに手がかからなくなってから薬局で小銭を稼いでいるという人が殆ど。薬剤師というのは強いなぁと思いました。





同期会の後は、家族と落ち合い会食。そこの桜も綺麗でしたが、、、





外の桜もまだまだ見事! 思いがけず夜桜見物となりました。
(2014/04/07)

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国際芸術連盟(JILA)朗読フェスティバル





昨年末の朗読オーディションに合格した顔ぶれによる朗読会が行われます。私は堀辰雄の『大和路・信濃路』から「樹下」を読みます。

今回は純粋に朗読だけです。音楽の助けは借りられません。「如何にテクストを読み込めるか」ということにかかってくると思われます。できる限りの準備をして臨みたいと思います。

ご興味をお持ち頂けましたら、下記アドレスまでご連絡くださいませ。私のほうでも手配いたします。

stimme_kultur@yahoo.co.jp

公演の詳細は以下の通りです。どうぞよろしくお願いいたします。
(2014/04/04)

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第22回国際芸術連盟『朗読』オーディション合格
JILA朗読フェスティバル

【日 時・会 場】
2014年5月31日(土) 
13:30 開演 13:00 開場
新宿文化センター 小ホール

【出演/曲目】
田中嶺美
芥川龍之介:『父』

岩本一美【奨励賞】
星 新一:『ボッコちゃん』

長澤智子【奨励賞並びに審査員特別賞】
『グリム童話』より「ヘンゼルとグレーテル」

ーー(休憩)ーー

野口方子【奨励賞並びに審査員特別賞】
堀 辰雄:『大和路・信濃路』より「樹下」

山本寿実【最優秀新人賞】
向田邦子:『思い出トランプ』より「かわうそ」


【料 金】
2,500円 (全席自由・税込)
【申 込】
JILAチケットセンター Tel:03-3356-4140

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