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スタジオ録音・ヴィオラ編

Stimme vol. 3の「賢治を読む ーー ヴィオラと奏でる《よだかの星》」と同じ内容構成でのCD制作に向けた録音を行いました。私の朗読分は録音済みなので、今度は中山良夫先生のヴィオラ演奏の収録です。





スタジオは今回も株式会社「音はこ」、今回のエンジニアは佐藤豊さん。佐藤さんはギタリスト・作家・楽曲ディレクターで、コンマ何秒の単位でなされる繊細な編集作業は、数字や技術的なことはもちろんなのでしょうが、数字では表し難い呼吸や間などを汲み取って頂けるのがありがたく、それは音楽的センスに裏付けられているのだなと感じ入りました。

中山先生に弟子入りしてから20数年、これまでに何度もソロや室内楽の演奏をコンサートで聴いてきました。しかし、スタジオ録音に立ち会ったのは初めてです(普通はそうでしょうが...)。録音を聴き直し、納得できない部分は弾き直し、聴き比べてどのテイクを採用するか。その妥協のない厳しい姿勢に触れ、身の引き締まる思いでした。

帰路は何だか酔っ払いのようにフラフラしていました。中山先生のヴィオラに完全に中った感じです。

本物の芸術が体現する瞬間に立ち会うということは、こんなにも凄いことなのだ、と今更ながら痛感しました。自分が弾くわけではなくとも、ただその場にいて、同じ時間を共有できるというだけで、こんなにも豊かに受け取るものがある。本当に幸せでした。

フラフラついでに、帰宅前についつい...(笑)。誘惑に負けました^^;





妥協なしの収録ゆえ、一日では終わらず、また日を改めて残りを録音します。
(2015/08/21)

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