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2017年9月

ウィーンに師匠が!できた…のか??





長野フィルの公演、終わってしまいました。。。弾きながら終わりが近づくのがこんなに寂しかった本番は初めてかもしれません。

先日のパート練習の時に、講師として来日なさったウィーン交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者の Roman Bernhart 氏に「ドイツ語が上手だけど、ドイツかオーストリアで勉強したの?」ときかれ、その時は「いやいや、ほんの少しドイツ語ができるだけです」とお茶を濁していたのですが、今日は何と!「あなたはヴィオラをとても良く弾いている。東京で勉強したの? それとも長野で?」ときかれ、想定外の言葉にぶっ飛んで「私は音楽学校で勉強はしていません。でも東京でプライベートレッスンを受けています」としどろもどろに答えました(滝汗





なので、実は自分は Germanistin で、ホフマンスタールとR. シュトラウスのオペラを研究している、ウィーンで研究したいけれど家族の事情で長期滞在は難しいのです、と洗いざらい(?)告白してしまいました(^_^;)。で、ここからが無謀なノグチ、「もし…いつか、例えば一週間とか10日間ウィーンに行くことができたら…」と話し始めたら、すかさず「その時は電話して!」と。


(°▽°)


それって、それって。。。。わ、わたしにもついにウィーンに師匠と呼べる人が…????



(ウィーンの先生がたからMozartkugelと、ヴィオラの Herr Bernhart からはカルテットのCDを頂きました!)


「もう10年かそれ以上、ネイティブと話していないので、ドイツ語で会話する能力に自信がないのです」と言ったら、「とんでもない、全く素晴らしい。文法完璧(←苦笑。。)。日本でドイツ語を聞いてとても安心してリラックスできたよ!」と。。。

(꒦ິ⌑꒦ີ)




(サインもして頂きました)


「長野もとても気に入った。空気も雰囲気も良くて、元気になったよ」と仰るので「私もそう思います」と言いました。ほんと、長野サイコー! もう不肖ノグチ、全くもって himmlisch な気分でございます。もちろん、Eメールのアドレスも渡して来ました。普通、海外で然るべき立場の人にコンタクトを取るには、まず手紙を書いて推薦状と一緒に送るところから始まるのですが、こんなに unmittelbar に事が運びそうになるのは稀有なことかも知れません。ご縁に感謝です。
(2017/09/18)

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オペラ《三銃士》〜百合の烙印





いろいろな方に感心される(呆れられる?)自由な回遊魚生活も、実はこの2年ほどで漸くできるようになったこと。そのため前作は残念ながら観ていないのですが、今日は「オペラ《三銃士》〜百合の烙印」を楽しみました(2017年9月2日 於:武蔵野市民文化会館小ホール)。



(全歌詞と作品メモを記した資料も配られました)


ご本人にもお伝えしましたが太田麻衣子さんの演出はどこか舞踊的に感じます。「どこかいつも踊ってるような、ね」とはご本人の弁で、もちろんそれもありますけれど、それだけではなくて、とても音楽を感じるのです。

オペラにおいて、音楽が表すものを過剰に可視化することには疑問を呈さざるを得ないものの、上手くやればとても面白いスパイスになります。今日も随所にそういう振りが見られました。「どこで・どの程度」というバランス感覚は、経験はもちろんですがやはりセンスなのでしょう。歌手の方たちも楽しかったのではないでしょうか。全編日本語だったので、息子も楽しんでいました(←歌のない、音楽に乗せた演技の部分でも^^)。惜しむらくは、と言いますか、やはり日本語を西洋音楽の語法で歌う難しさは感じました。






(人物相関図にスタンプを押して、ストーリー理解の助けに!)


山田香さんの音楽は、第1幕ではドビュッシーを感じさせるようなところもあり、ピアノの音が美しかったです。第2幕でのオルガンは圧巻で、あまりに圧倒的だったので、「この後ピアノの出番は果たしてあるのか?」と思ったほどでしたが、時おりオルガンの織りなす響きに乗せられたピアノの音色が不思議な効果を上げており、オルガンからピアノへの移行もスムーズで目を見張ったのでした。







麻衣子ちゃん、お疲れさまでした。また声掛けてくださいね。
(2017/09/02)

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